保育士としての心構え

保育士の資格を取り、晴れて就職が決まったら
そこからアナタは、一人前の一人の保育士として
保護者からも園児からも見られます。

新任だから・・なんて、子ども達には関係ありません。
子ども達にとっては新任だろうとベテランだろうと頼るべき先生です。
私も、新任として初日を迎えた時は、今まで言い馴れない
子ども達や保護者から「~先生」と呼ばれるたび、なんだか
こっ恥ずかしく、おそれおおい・・そんな気持ちでしたから。

これからの園生活に不安な気持ちをそこはグッ!と抑えて
嘘でも堂々と毅然とした態度で接してください。

不安なのは、子ども達を預ける保護者や子どもたちだって同じです。
担任の先生が不安だと、保護者は

「こんな頼りない先生に大事な子どもを預けて大丈夫かしら?」

と、不安になります。

最近では特に昔と比べて神経質な親が増えている傾向にあります。
その背景には一人っ子が多くなったことと、もう一つは

環境の変化の影響なのか、食物アレルギーを持つ子どもがここ数年
急激に増え、普段の生活の中でも異常なほど子ども達の食べものに
気を配らなくては命にかかわるようになってきたからです。

私の今までの経験でも食物アレルギーの種類がかなり多いことで
給食やおやつにおいて、とても神経を使いました。

小麦、卵、鶏肉、じゃがいも、魚、えび、小麦・・・

特に卵アレルギーになると大変です。マヨネーズすらだめで
クッキーなども駄目、卵が駄目なら鶏肉も駄目だったり
特にこれからもっと増えると思います。

保育士としてこれから働く人は、特に最初の内に
一人一人の保護者との面談をしっかり時間をとって行うよう心がけて
ください。丁寧に聞いてもらえると保護者自身も

「うちの子のことをしっかりと考えてくれてる。知ろうとしてくれてる」
と、安心して保育園に預けることができるからです。

そして、少しでもおかしいな?と思うことがあれば必ず聞くこと!

子ども達だけではなく、保護者との信頼関係をしっかり築くことが
まずは保育士にとってとても大切なことです。

そして、親が安心している・・それは子ども達にとっても安心できることです。

それによって、アナタのこれからの園での一年の生活がどのようなものに
なるかが決まります。

保護者と共に子ども達を育てていく・・・その思いが大切だと私は思います。

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