保育士の仕事のやりがい
仕事のやりがい・・・それは、子供たちの「笑顔」です。
保育士の一日のほとんどが、子ども達との戦いです。
入園したての時は、毎朝泣いて嫌がる子ども達を親から引き離す
嫌な役をさせられますし、一日子ども達の汚れた下着の洗濯や
様々な雑務に追われます。
幼児さんの中で自己主張が強くなると
「先生~っ、A君がぁ~」と一日のうちに何度も
こんなケンカがあちらこちらから聞こえます。
子ども達が帰った後も園で出来なかった仕事は家に持ち帰って仕事しますし
運動会などの行事で土日も休日返上で仕事になるなど
保育士の仕事は子どもが好きなだけでは続けられない体力勝負の仕事です。
「大変だけど、一度やったら、やめられない仕事だね」
大変な仕事に関わらず、私を含め多くの保育士はこう言います。
残業や持ち帰りの仕事の多い仕事で毎日寝不足が続くこともあります。
けれど、私は一度も「保育士を辞めたい」と思ったことはありません。
なぜなら、そこには子ども達の笑顔があるからです。
1年365日ありますから、子供も褒められることもあるけれど
悪いことをして怒られることだってあります。
怒られてすねる子、シュンと元気のなくなる子、逆に膨れてダンマリする子
それぞれです。
けれど、どの子も日々の生活の中で少しずつ変化が見られるんです。
少し前まで保育士に怒られてただただ、膨れていた子が
「なぜ、自分は怒られたのか?」考えるようになるんです。
そして、私が言わなくても自分から「ごめんね」と謝りにきたりします。
保育士が起こしたアクションで子ども達が少しずつ成長していく。
それは保育士にとってとても嬉しいことです。
「先生のみたいな保育園の先生になる!」
なんて言われた時は、まさに保育士としてのやりがいを感じてしまいます。
子ども達の笑顔だけで大変な仕事も報われる・・・それが保育士の仕事です。