保護者への対応・接し方
保護者への対応において大切なことは、
保護者からの訴えに傾聴し、受容し、共感することです。
それはどういうことかと言うと、保護者が保育者に対し何か訴えて来る時は
自分の不安や日頃、心配に思うことを聞いて貰いたい時だからです。
そんな時は、まず優しく保護者からの声に耳を傾け、納得するまで話を
聞いてあげることが大切です。
そして、その時にはその気持ちを受け止め共感してあげる・・・
日頃、誰にも相談できず不安な気持ちを溜め込んでしまっている
お母さんもいるので話をしっかり聞いてあげるだけでも
安心することができるのです。
けれど、ここで一番保育者が注意しなければいけない事は
保護者からの訴え全てを自分の判断だけで解決しようとしないことです。
個人的な考えや感情もあるかと思いますが、園の方針もあるので
すぐに答えを出さず、一度言葉を受け止めて
後日、その問題に対しての答えを出す旨を伝えましょう。
あなた1人だけの問題だけではなくあなたの言葉は、園の信頼問題にも
関わることを常に念頭において保護者に伝える言動には特に注意しなければいけません。
保護者からの提示があった時は必ず、園のあなたの上司である主任の先生や
園長先生に相談するようにしましょう。
それは、あなたと保護者への信頼関係にも大きく繋がります。